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ホテルウエディングの会場決定までの流れと注意点


結婚式の会場決定は、これまでにほとんど経験したことのない大きな買い物のひとつとなるので、判断は慎重にしたいもの。申込書にサインするまでには複数のホテルを見学し、本予約を決める前に念のため仮予約で押さえておくなど段階的に進めていく方も多くいらっしゃいます。

契約をした後に後悔のないよう、この記事では会場契約までの流れと仕組みについて解説していきます。

会場決定までのスケジュール

ホテルの会場を契約するまでにはいくつかのステップを踏んで最終決定に至ります。まずは、時系列で流れを確認していきましょう。

① フェアに参加して会場を見学
気になっているホテルがあれば、まずはフェアや試食会を利用して雰囲気を確かめるところからスタート。チャペルやパーティ会場のイメージをはじめ、当日の流れなども細かくチェックしましょう。ふたりがやりたいことができるかどうかについても、スタッフに確認を。

② 見積もりをもらう
フェアに足を運んだら、希望に沿った見積もりを出してもらいます。予算と見合っているかどうかもこの時点でチェックしましょう。

③ 仮予約をする
人気のホテルはすぐに空きが埋まってしまう可能性があるので、少しでも気に入ったのであれば、仮予約を入れて日程を押さえるようにしましょう。

④ 内金を支払って本予約
見積もりや会場の雰囲気など、すべてに納得ができたら本予約を。契約書にサインをし、内金を支払ったら正式に予約完了となります。成約後はキャンセル料がかかるので注意しましょう。

仮予約をするメリット

仮予約をしておけば、本予約の前に一時的に日程を押さえられるので、改めて冷静に検討する時間をとることができます。仮予約ができる期間はだいたい1~2週間程度。仮予約自体は無料ででき、たとえキャンセルとなっても料金は発生しないことがほとんどです。

主に以下のような理由で、仮予約を入れます。

・ほぼ決まってはいるが、他のホテルや会場をもう一度見に行って比較してみたい

・予算オーバーしているため、見積もりを再度見直したい

・本当にこの会場と日程で良いかどうか、両家の親に最後確認をとりたい

・口コミサイトで、式を挙げた他のカップルの評価を見てから決めたい

同じホテル内でもリニューアルされたばかりであったり、人気のあるバンケットは争奪戦になることもあるので、第一候補であるならば早めに日程は押さえるようにしましょう。

ただし、いつでも仮予約ができるというわけではないので注意が必要です。特に人気があって日程がすぐに埋まってしまうホテルや会場は仮予約ができないケースがあります。

また、土日祝日や大安の日は特に日程が埋まりやすいです。そのため仮予約ができることを当然とは思わずに、事前の情報収集をしてから見学に足を運ぶようにしましょう。

しっかり検討して納得できたら、
本予約を入れる

仮予約の有効期間中に十分検討をしたら、いよいよ本予約を結びます。次に、本予約時に注意すべき点について確認していきましょう。

① 申込金(内金)を支払う
本予約の際には「申込金」が必要になる場合がほとんどです。申込金は内金として、支払いの一部に充当されます。設定はホテルによって異なりますので、あらかじめ確認を。

② キャンセル料が発生する
本予約以降はキャンセル料が発生します。ホテルやキャンセルした時期によって金額が変わるので、キャンセルの仕組みについても念のため確認しておくようにしましょう。

③ 持込料も考慮しておく
見積書には出てこないけれども、後から加算されやすい項目に「持込料」があります。何が持ち込めるのか、持込料はいくらなのか、交渉は本予約前が有利なので事前確認をするようにしましょう。

本予約をする前に、
細かいところのチェックを忘れずに

トラブルを避けるためにも、本予約の前に気になることは納得いくまでしっかりと確認することが重要です。不安なことはすべてクリアにして十分納得した上で、式当日までの残りの結婚準備に臨むようにしましょう。



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